『宝島』の主演を務め、宣伝アンバサダーとして全国キャラバンを展開している妻夫木聡さん。本作は、戦後のアメリカ統治下の沖縄を舞台に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を壮大なスケールで描いています。大友監督は、かつて、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』で、日本に沖縄が復帰した年に生まれた復帰っ子が成長していく物語を描きました。「その頃から、いつか絶対復帰前の沖縄を描くんだということを強く願い続け「人生のバトン」の物語を皆さんに直に行って届けたい!てきて、この原作と出会いました。アメリカ統治下の時代の沖縄で、どんなことがそこであったのか、どういう思いであの沖縄の皆さんが生きてきたのかをこの映画では描いています」妻夫木さんに本作にオファーされた時の気持ちを聞くと、「本当に嬉しかったです。20年前に本作と同じ沖縄のコザを舞台にした作品に出演したんですね。その時に出会った親友たちの想いを、この作品で僕が伝えていかなきゃという使命感もありました。この映画を通して過去を描くことは未来への問いかけだと思いました。過去は無かったことにはできないし、いろいろな思いを背負って僕たちは生きています。今こそ手と手を取り合って共に歩む、そういう力を持った映画になったと僕は思っています」妻夫木聡が新作映画『宝島』への熱い想いを語る。ミッドランドスクエア シネマ名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランド スクエア5階 スクリーン 1〜7©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会■ TEL/052-527-8808 ■ URL/http://www.midland-sq-cinema.jp公開日が変更される場合があります。予めご了承ください。先日、ミッドランドスクエア シネマで開催された「予告上映&宣伝大会」に妻夫木聡さんが大友啓史監督と共に登壇しました。ミッドランドスクエア シネマ2名古屋市中村区名駅4-11-27シンフォニー豊田ビル2階 スクリーン 8〜14◎監督/大友啓史◎出演/妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太9月19日(金)よりミッドランドスクエア シネマ他で公開物語は1952年の沖縄から始まる。米軍基地から物資を奪い、住民に分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちの中心にいたのが、グスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)、そして彼らのリーダー的存在のオン(永山瑛太)だった。しかし、ある夜の襲撃を境に、オンが突如姿を消してしまう……。「アメリカ統治下の沖縄で生き抜く勇敢な若者たちの青春群像、生き方を追い求める物語です」と、大勢の観客にしっかりと作品の魅力を伝えました。18『宝島』
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